2021年1月2日土曜日

KATANA-AirをパソコンにUSB接続して録音するには

 最近は日ごろの練習用にKATANA-Airばかり使用している素人音楽です。

今回はKATANA-AirをパソコンにUSBで接続してCubaseで録音する手順などを簡単に紹介してみたいと思います。

*Windows10での紹介になります。


KATANA-AirのUSBドライバ

KATANA-AirのUSBドライバはKATANA-AirをUSBでパソコンに接続すると、インターネットから自動的にダウンロードされます。


BOSSのサポートサイト

https://www.boss.info/jp/support/by_product/katana-air/updates_drivers/077c869d-0c3f-4d46-a2c7-fa6b96257fff/


デバイスマネージャーでは以下のようになりました。


CUBASE(今回はLE 10.5)で録音準備

KATANA-Airを接続してからCUBASEを起動すると次のような画面が表示されると思います。


ここでKATANAを選択します。

一先ず空白のプロジェクトをプロジェクトを作成したいフォルダ(あらかじめフォルダを作っておくと良いですね)に作成します。


Cubaseのメニュー スタジオ>スタジオ設定でVSTオーディオシステムをKATANAにします



スタジオ設定は以下のようになります。



コントロールパネルを開くと次の設定になっています。


サンプルレートは44100Hzですね。

バッファーサイズなどは初期値で良いでしょう。

KATANA-Airのブロックダイヤグラム

ここでKATANA-Airのマニュアル9ページに記載されているブロックダイヤグラムを確認します。



PREAMPの前にUSB-Secondary(Windows)、EFECTSの後ろにUSB-Primary(Windows)という回路構成になっていることが解ります。

つまりドライ音(KATANA-Airのエフェクターを通る前の音)がSecondaryで、ウェット音(KATANA-Airのエフェクターを通った音)がPrimaryであることです。

ドライ音:Secondary

ウェット音:Primary

このあたりのFAQはROLAND(BOSS)の下記サイトに記載されております。

http://faq-jp.roland.com/faq/show/87972?category_id=9748&site_domain=default


録音用トラック作成

今回はドライ音とウエット音を同時に録音するようにします。

そのためにそれぞれの録音用のAudioトラックを2つ作ります。

ドライ音用トラック

プロジェクト>トラック追加>Audioで

ドライ音用



ウェット音用



Audioトラック追加後



録音可能ボタンをそれぞれ押して赤にしておけばこれで録音可能になります。


オーディオコネクション入力はこうなっていました。

オーディオコネクション出力はPRIMARYになっています。
PRIMARYにしておかないと(SECONDARYだと)出力するときの音にKATANA-Airのエフェクターが更に掛かった音になってしまい正確なモニターが出来ません。

しかしKANATA-Airでリアンプする目的であればここをSECONDARYにする場合もアリかも。


これでKATANA-Airを使って録音可能になった素人音楽ですが、果たして何を録音するのでしょうか。


それでは皆さんごきげんよう。


0 件のコメント:

コメントを投稿

Bacchus TACTICS24-FM/RSM不具合応急修理

 皆さん、こんにちは。前記事 「Bacchus TACTICS24-FM/RSM不具合発覚!」 でお伝えした不具合で凹んだ素人音楽です。 そろそろ弦の交換時期になってきたので、交換ついでに、ブリッジを取り外して確認しました。 アームの取付位置には、クリア塗装の削れた痕跡が、見られ...